今日の日記

いつも通りのいつもの時間に電話して、じゃあまた明日って切ろうとした時ふと心細くなった。今日キツイ言い方しちゃったとか、メールなかなか返さなかったなとか。
色々思い出してみたら色んな気持ちが渦巻いた。ごめんね。っていつも思うのに、言葉に出すのは苦手なんだよ。いつも自分勝手。ごめんね。
何だか自分から受話器を置けなくて向こうが置いてから…と思ったら恋人も同じ事を考えていたみたいで沈黙。「何で切らないの？」ってお互い笑いあうのが心地良くて。
そんな事を2・3回続けて電話を切った後、一息ついたら涙が出てきた。
悲しい涙？嬉しい涙？どちらも違う気がする。
真っ白な気持ちの時に出る涙はとてもやわらかい。
そんな時突然電話が鳴って、おそるおそる出てみたら半分寝ぼけた恋人だった。
寝たと思ってたのに。普段切った後もう一度かけ直してくる事、ほとんどないのに。
何だか訳の分からない事をつぶやいている恋人を心配しながら。
わたしは初めて距離なんて、たいした事じゃないかもしれないと思えた。
思っていた以上に近いかもしれない。きっと気付かないだけで私と恋人。
いつでもすぐに繋がり合える距離にいるのかもしれない。
どうしても今を残しておきたくて、深夜にこれを書いています。明日は恋人に手紙を
書こう。わたしがいつも持っていたお守りと一緒に。あの人がいつもしてくれる
シャンプーみたいに、ふんわりあったかい気持ちを少しでも返せればなと思う。